アウトプットを意識すれば、インプットは自然に追いついてくる

仕事術

勉強嫌いにオススメな「パラシュート勉強法」でも書きましたが、「仕事で成果を出せる人」と「仕事で成果を出せない人」の違いの一つに、勉強の差があります。

環境の重要性について書きましたが、勤務先の職場に限定して記載していました。

この記事では「インプットするための環境を自身でつくる方法」について解説していきます。職場とプライベートの両方の環境を整備することで、より成果を出せる確率を高めることができるので、是非実践してみてください。

アウトプットする環境を自身でつくる方法

インプットするための環境を自身でつくる方法の話なのに、アウトプットとは?と思われますよね。でも、それでいいんです。

アウトプットしようとすると、自身に足りない情報をインプットする必要が出てきます。

考え方自体は「パラシュート勉強法」と同じです。

インターネット上で情報を発信する

インターネットで情報発信するメリット

インターネットのおかげで「リアルに交流のない人たち」に対しても、自身のアウトプットを発信できる機会が増えました。リアルに交流のある人たちは価値観知識レベルなどが近しい人が集まりがちですが、ネット上には多様な人たちがいます。

リアルで繋がりのある人数とは比べ物にならない人たちに対して発信する必要があるため、「ちゃんとした内容を発信しなければ!」という気持ちになります。

インターネットで情報発信する中身

発信(アウトプット)する情報はインプットしたい情報に関連するものにしましょう。例えば、プログラミングのインプットをしたいのに、アニメのアウトプットしていても意味がありません。

プログラミングのインプットをしたいなら、プログラミングについてアウトプットしましょう。

初めのうちは自身が知っている内容を記事にすることができますが、そのうちネタ切れするため、情報を発信し続けるためにはインプットが必要になってきます。

もしくは自身が学ばないと発信できないことだけをアウトプットすると決めてしまうやり方もあります。インプットするための方法としては最短ルートになりますが、更新することが辛くなって継続できなくなる恐れがあるため、自分の性格と相談して決めてみてください。

また、アウトプットする具体的な中身としては「読んだ本から学んだこと(書評)」あたりから始めてみるとやりやすいです。

インターネットで情報発信する場所

インターネットでアウトプットする場所はブログやSNS、YouTubeなどありますが、SNSだと長文は向いていないのとYouTubeは編集時間に時間がかかるため、インプットを目的としたアウトプットはブログがおすすめです。

ブログもはてなブログnoteなどの企業が用意してくれた場で発信する方が、人の目に止まる機会が増えるのでおすすめです。ただし、ブログを通じて収益化も考えている場合は、自身でレンタルサーバーを契約し、WordPressを使うなどすることでカスタマイズしやすいようにしましょう。

もし、「考える力」を鍛えたいという場合は、SNSなどで目にしたニュースやツイートなどに対して、自身の意見をしっかりと考えてアウトプットするという方法も有効になりますので、そちらも試してみてください。

リアルな場で情報を発信する

セミナー登壇や書籍出版するなど機会があればチャレンジするといいと思いますが、頻度が少ないのと誰にでも機会が得られるわけではないのが難点ですね。

私も200人規模のセミナーで何回か登壇経験をしましたが、自分が話したいこと(インプットしたいこと)を話せるわけではなく、自身が保有している専門領域について求められるため、新たなインプットというよりは情報整理の側面が強いです。

書籍出版の経験はないですが、おそらくセミナーと同様かと思います。

この方法で最大限の効果を得られる人の特徴

その特徴は以下の通りです。

  • 目標思考
  • 学習欲
  • 最上思考

誰にとっても有効な方法ではありますが、個人で情報発信することは誰かから強制されるわけではありませんから、自身で計画した目標に向かって突き進めることができ、学習することを楽しめ、そしてよいものを発信しようという思考をもった人であれば最大限の効果を得ることができます。

これらの全ての特徴を持っていないといけないわけではありません。いずれかが当てはまれば、どれも当てはまらなかった人よりも効果が出やすいということです。

自身の特徴がわからない人は「自分の強みを重点的に強化しよう」で紹介した「ストレングスファインダー2.0」を試してみてください。

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう ストレングス・ファインダー2.0

まとめ

アウトプットを意識すれば、インプットは自然に追いついてくるはいかがでしたか?

まとめるとこんな感じです。

  • アウトプットする環境を自身でつくる方法
    • インターネット上で情報を発信する
      • 多くの人に見てもらえる可能性がある
        • 他人の目を気にする
        • クオリティを上げる力が働く
      • 情報発信する中身は大切
        • インプットしたいことにする
      • インターネットで情報発信する場所
        • ブログがおすすめ
        • 他人の目を増やすためにSNSは有効
        • 思考力を高めるならSNSも有効
    • リアルな場の情報発信はインプット目的には不向き
    • この方法で最大限の効果を得られる人の特徴
      • 目標思考
      • 学習欲
      • 最上思考

繰り返しになりますが、アウトプットする中身は自身がインプットしたいことを心がけましょう。アウトプットすることが目的になってしまい、全く関係ないことを発信しても成長することができません(当初、予定していなかった部分で成長できるかもしれませんが)。

ただし、クオリティを追求するがあまりに、アウトプットできなくなってしまうともったいないので、完璧を求めすぎないで発信してみましょう。続けていくうちにクオリティは上がっていきます。

以上、よいアウトプットを意識すれば、インプットは自然に追いついてくるという話でした。

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