自分の強みを考えるとき、苦手なことを埋める努力だけに時間を使っていないか、立ち止まってみる価値があります。とはいえ、診断結果だけで適職や評価を決めることはできません。実際の仕事でどう力を使ったかを確かめることが出発点です。
購入前にできる、無料の強みの棚卸し
まず直近3か月の仕事から、比較的負担が少なく続けられた仕事、他者から頼られた仕事、結果が出た仕事と自分の行動を各2件ずつ書き出します。
共通する行動を一語で仮置きし、次の仕事で意図的に使ってみます。たとえば「情報を整理する」が多ければ、会議前の論点整理を担当して、周囲の反応と自分の負担感を記録します。これなら購入や診断を前提にせず、強みを仕事で検証できます。
CliftonStrengths(旧ストレングスファインダー)を使う場合
GallupのCliftonStrengthsは、学習、リーダーシップ、職業上の成長に向けた強みベースの開発ツールです。約30分の設問への回答後、個別レポートを受け取る流れになっています。公式サイトで、提供内容と最新の価格を購入前に確認してください。
書籍付属のアクセスコードを使う商品を選ぶ場合は、未使用のコードであることを購入前に確認してください。中古本・譲渡品ではコードがすでに使われている可能性があり、書籍だけでは受検できない場合があります。コードの有無や利用条件は販売者の説明とGallupの公式案内を確認しましょう。
私が受検したときの体験

私は実行力、人間関係構築力に強みを持つという結果でした。38歳で受検した際、約5年前の結果と比べて多少の順位変動はあったものの、大きな変化はありませんでした。
結果は意外というより、「確かにそうかもしれない」と自分を振り返るきっかけになりました。診断結果は能力の証明ではなく、経験を言葉にして次の行動を選ぶための補助として扱うとよいでしょう。
診断結果を仕事で試す記録例
- 仮説:会議前に論点を整理すると、合意形成に役立つかもしれない
- 行動:次の会議で、目的・論点・決めることを事前共有する
- 結果:参加者の反応、決定までの時間、自分の負担を記録する
- 次の一手:役立った条件だけを残し、別の場面でも試す
人事評価、採用、配置、適職を診断結果だけで断定するのは避けてください。役割、経験、本人の希望、周囲の支援などを合わせて考える必要があります。
見つけた強みを転職やキャリアの選択に生かす場合は、経験・スキルを強みとして整理する方法も参考にしてください。
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書籍を選ぶ場合も、まずは上の無料の棚卸しと記録を試し、診断が必要かを判断してください。

